アウトライン

当社の車両は急行専用車(E-car)と普通専用車(L-car)と、種別によって使い分けているのが特徴的です。これは当社線の駅間距離が短いためです。事実、横浜平塚線の駅数はJR東海道線の駅数に比べると、実に4倍以上もあります。そのため、加速の速い普通専用車と、最高速度の速い急行専用列車に分けて東海道線の普通列車よりも早い特急などの運行を実現しています。当社では関東大震災後の31形急行車と、51形普通車の登場を皮切りにその運行体制が始まりました。戦前の東海道線は汽車だったために、横藤電車の急行の方が早く湘南へ行けると好評を博しました。その後も、新型車両がデビューし続けましたが、戦争の悪化で一時は全ての列車が普通で運行していた時期もありました。しかし、戦後の1950年には300形急行車、500形特急車が登場し、戦前の運行体制の水準を超えました。そして1965年の600形急行車、700形普通車の登場で、現在の運行体制が確立したのです。また急行車は赤、普通車は青となったのもこの車両たちからでした、現在では急行車はローズピンク、普通車はパステルブルーとなっています。

そういえば社員やファンの方々からは急行専用車をE-car、普通専用車をL-carと呼んでいますが、これは600形と700形がでそろった際に、当時の車両部長がで「関西では○○カーと言うのが流行っているようなので、当社にもそのような愛称が欲しいな」ということで、単純に急行のExpress、普通のLocalというそれぞれの文字の頭を取って、考案されたものであります。

【横藤全歴代車両(作:無月庵さん)】

 

歴代車両1形21形31形51形100形Ⅰ150形200形300形500形600形700形750形800系900形100形Ⅱというラインナップ。今では期間限定でリバイバルカラーの電車も走っている。