アウトライン

1980年代の終わり頃、国鉄が横藤電車と競合する東海道線に新型の211系電車を投入してイメージアップしたうえ、1987年の国鉄分割民営化によるサービス向上が予想されていました。実際に1989年には東海道線に2階建のグリーン車が登場した他、快速「アクティー」の運転が開始されました。対して横藤電車では1985年に300形が引退して横浜平塚線および江の島線の冷房化率は100%に達しましたが、当時のE-carの主力だった600形も登場から既に20年。陳腐化も目立ってきており、本格的に置き換える時期も迫っていました。時はバブル時代、新型車の導入の気運が高まったのです。

801編成~

1980年の750形登場から10年が経ち、技術は大幅に進歩していました。特に制御装置の発展は目覚ましく、新たにVVVFインバーター制御というのが実用化されてきました。このVVVFインバーター制御と交流モーターの組み合わせにより、省エネルギー・省メンテナンス化が可能となり、次世代の横藤電車の通勤車としては持ってこいでした。主電動機には三菱電機のMB-5043を、制御装置にはMAP-128-15V31を採用しました。台車は750形で大きな評価を得た円筒案内式のKW-9・KW-10と、変わりはありませんが、冷房装置が分散式から集約式となり、屋根上スペースに空きが出たので、一両にパンタグラフを2台搭載することが可能となりました。車体は根本から見直され、従来からの鋼鉄ではなくアルミ合金を用いて、750形よりも2tほどの軽量化が図られました。800形は先述したVVVFインバーター制御と、このアルミ車体の組み合わせにより従来形の600形に比べて使用電力を約40%削減出来ました。車体素材に加え、デザインも大幅に刷新されました。正面にはスイング式プラグドアを採用、窓周囲を黒く塗装することで3枚の窓、各幕窓を一体的に見える様処理されています。側面は2連式のバランサ付1段下降窓を採用し、750形よりスマートな印象となりました。また塗装が下半分赤、上半分クリームという従来のものから、「さわやか」をコンセプトに下半分をライトグレー、上半分をローズピンクにし、車体上部には「E-car」とロゴが刻まれました。車内はオールロングシート構成で新たにバケットシートを採用した。またカラースキームは従来車とは大幅に変わり、アイボリーホワイト模様入りの化粧板に、薄いピンク色の座席と床材がグレーとしました。運転台には横軸ツインレバー型が採用されました。導入当時は困惑があったものの今ではすっかり定着しています。

500形

849編成~

今まで6両固定編成で製造されてきましたが、849編成からは3両固定編成で製造されました。これは600形の置き換えはもちろんのこと、将来変動するかもしれない輸送量、そして寒川線の運用にも対応できるようにしたからです。主要機器は500形をベースにしながらも、車体などでは標準部品を出来るだけ用いています。これは特注品の多かった500形で金を使いすぎたという反省からだといわれています。車内はドア間および運転席後ろはロングシートで、車端部には固定式のクロスシートが設置されています。下の編成表では緑色とピンクで分けている849編成ですが、緑色の方は寒川線対応のため、ワンマン機器を搭載しています。さらにロゴは「E-car」ではなく「S-car」となっています。

800形の歩み

1990年に登場した800形。多くの鉄道関係者からだけでなく、沿線住民からも注目を集めました。今までの横藤電車のデザインを完全に覆したわけですが、賛否両論で、「さわやか」「明るい」「かっこいい」などの好評もありながら、「奇抜すぎる」「昔の方が横藤電車らしい」などの不評も買いました。この800形で採用された新塗装は600形を皮切りに1994年までに全ての車両に採用されています。(普通車は青系のパステルブルー)2001年には特急専属車両の500形が、2004年からは3両固定編成の849形が登場し、かつての主力車両600形の後継としてふさわしい電車です。

現状

800形は各種のニーズにお応えして、500形は日中のA特急に、849形は江の島線の急行や寒川線に多く就きます。

もっと分かりやすく!

あの、いきなりなんですが849編成からはなぜ3両と3両で分割出来るようにしてるんですか?なんか、上の説明曖昧すぎません?

まぁこれには深い訳がありましてね・・・

深い訳とは?

まあそのうちわかりますよ・・・今は言えません

いや、今教えてくださいよ。お願いしますよ~。

・・・

僕を差し置いて、何話してるんですかあああ!!!

あっ、つなぐんいいところにきた。つなぐんって800形がもとなんですよ。

あ、話そらした。